持続的発展にむけて

理事長 和田 康

この度、矢ヶ崎隆二郎前理事長の後任として、第15代理事長に就任いたしました和田康です。

当財団は1963年に設立され国際交流事業を始めとする様々な事業を展開してまいりました。その後、2011年に東京都より公益法人認可を受け、①青少年の国際相互理解教育の推進、②東京都立高等学校生徒の健全な心身の育成を増進、③広く社会公共の教育及び文化の発展に寄与、を目的として、国際交流、奨学育英、社会教育、学校教育および会館運営の5つの事業活動を推進しております。

具体的な数字としては、各事業開始来2025年3月末時点で、海外派遣者966名、育英奨学金支給者1,242名、公開文化講座参加者10,439名 ランチタイムコンサート来場者5,364名、寺子屋小山台卒業生248名などがあげられます。そのほか学校教育事業、会館運営事業、海外派遣ネットワークなどでは多数の方々理解と協力で成り立ってまいりました。

いずれもボランティア活動によるものが中心ですので、持続的な発展のためにもこの体制の強化が大変重要だと考えております。

当財団を取り巻く環境は日々目まぐるしく変化しております。地政学的紛争の拡大、分断の進む欧米諸国、パンデミックの拡大、地球温暖化と異常気象、人工知能に代表される科学技術の激変など枚挙にいとまがありません。あらゆる情報が玉石混交の状態で提供され、何をするにも必要な情報の適否を判断できる素養、即ち歴史、文化、伝統等の基本的な価値観への十分な理解が益々求められているのではないでしょうか。

特にこれから社会へ巣立つ若人に対し何を提供し、支援できるかを念頭に、5つの事業を通じて環境の変化に対応した活動を進めてまいります。

引き続き皆様のご指導、ご鞭撻をいただければ幸甚に存じます。

以上